| 前回は、コーヒーの飲み方についてお話しました。読みそびれている方は、バックナンバーのVol.8を今すぐ読んでくださいね。さまざまなコーヒーの飲み方について分かったら、家でおいしいコーヒーを入れてみましょう!
おいしいコーヒースペイン流
●用意するもの
カフェテラ、コーヒー豆、水
お好みによりミルク、砂糖
●カフェテラとは?
日本でコーヒーを入れるとき、ほとんどの場合、コーヒーメーカーを利用しますよね。電動で水を入れれば勝手に沸かしてコーヒーフィルターにぽたぽたお湯を落とし、ほうっておけばコーヒーの出来上がり。もしくはお湯を沸かして手動でコーヒーフィルターにお湯を注ぎ込む方法。
しかーし!スペインではこれらの方法はほとんど見かけません。王道は、なんといってもカフェテラ。カフェテラのないスペイン家庭なんてありませぬ。それでは、そのお姿拝見といきますか・・・。
サイズはいろいろありますが、基本形はみな同じ、銀色をした多角形の物体です。二部構造になっていて、真中をぐるぐるまわすと・・・上部と下部に分裂!(写真A)上部には取っ手とふたがついています。上部と下部の間には、小さな穴ぼこが無数にあいている仕切りのようなものが。(写真B)実はこれがとても大切な役割を担っているのであります。
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写真A
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写真B
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さて、スペインではおなじみのこのカフェテラ、どこで購入すればよいのでしょうか?ちょっと大きなスーパーに行けば、台所用品売場に売っていることでしょう。(あっ、これはあくまでもスペインでの話です)。
もしくは、町の金物屋さんを訪ねてみてください。おなべ、フライパン、パエリヤ鍋たちと並んだ鈍く光るカフェテラが、ちょっと誇らしげにたたずんでいるはずです。
●コーヒーの入れ方
カフェテラ、コーヒー豆、水が用意できたら、さっそくコーヒーを入れてみますぞよ。
@カフェテラの下部に水を注ぐ
A仕切りをはめる
B仕切りのくぼみにコーヒー豆を入れ、カフェテラ下部の上に上部をしっかりとはめる
Cそのまま火にかける
D下部の水が上部に吸い上げられる「ぼこぼこ・・・」という音がしなくなったら火を止める
Eそのままカップに注いで出来上がり!お好みでミルク、お砂糖をどうぞ
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A
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B
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●しくみ
フィルターペーパーいらずの経済的なカフェテラ君。かなりのすぐれ者であることがお分かりいただけたと思います。ではここで、簡単にそのしくみをご説明いたしましょう。
| いたって簡単!下部の水が沸騰し上部に吸い上げられる、それだけです。その途中でコーヒー豆のつまった仕切り部分を通過するので、そこでおいしいコーヒーエキスを吸い取るというわけですね。だから上部にはコーヒーがのぼってくるのです。(写真C) |
(写真C)
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便利で経済的なのはよいのだけれど、さすがのカフェテラ君にだって「使用上の注意」ってもんがあります。
下部の水が上部に吸い上げられている最中に誤ってふたを開けてしまったら、勢いよくコーヒーが噴射!ということになりかねません。でもねー、気持ちは分かります。覗いてみたくなっちゃうんですよね。でもそこはぐっとがまん。とくに子供さんには気をつけてあげてください。熱湯ですから、やけどしますよー。
さて、これにてコーヒー話はおしまいです。賢く上手にカフェテラ君を使って、おいしいコーヒーのひとときをお楽しみくださいませ。
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