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スペインでは、お茶の時間の主役はもっぱらコーヒー。しかも濃くておいしーいコーヒーです。町のいたるところにカフェテリアがあり、スペイン人は時間があくとすぐにコーヒーをすすります。というわけで、今回はコーヒー社会、スペインならではのコーヒー談義です。
●コーヒーはいつ飲む?
スペイン人にとってコーヒーは生活必需品のようなもの。お目覚めの1杯から一日が始まります。朝はコーヒーだけ、という人は決して少なくはありません。
お次はお昼までの間のちょっとしたブレイクタイム。ここでもコーヒーが登場です。小腹がすいた人は、トーストや菓子パンでお昼までつなぎます。お昼ごはんをたらふく食べたら、再びコーヒーのお目見えです。ゆっくりとコーヒーを味わいながら楽しい会話も弾み、満腹のおなかを落ち着けます。
スペインの夕食は一般的に10時ごろ。それまでの間に、また1杯。ここではケーキなど、甘いお菓子をおともに・・・。
こんな具合に、コーヒーは日に何度も登場するのです!もちろんこれはコーヒーのフルコースの場合ですから、みんながみんな毎日こんなにコーヒーを飲んでいるわけではありませんっ。でも、とにかく!スペイン人はコーヒーが大好きなのです。
●コーヒーの種類
ここで言う「種類」とは、モカ、キリマンジャロ、コロンビア等の豆の種類のことではありません。実は、コーヒーの入れ方の種類のことなんです。入れ方???不思議に思うのもうなずけます。だって、日本にはこういう感覚、ありませんよ。
でも、スペインで生活するなら、知っていて損はありません。カフェテリアで自分の思い通りのコーヒーを注文しましょ。では、以下、よーく覚えてくださいね。
カフェ・ソロ(Café solo)
ブラックコーヒー
ただし、スペインのコーヒーはとっても濃いので、エスプレッソだと思ってください。コーヒーカップもエスプレッソ用のちっちゃーなカップです。
☆コーヒーそのものの味を知りたいときにどうぞ。
カフェ・アメリカーノ(Café americano)
アメリカンコーヒー
アメリカンといっても、もとが濃いので日本で飲む普通のコーヒーを想像してください。
注!これを頼んでいるスペイン人は見たことがありません。
☆日本のコーヒーがなつかしいときに。
カフェ・コン・レチェ(Café con leche)
カフェオレ
もっとも一般的な飲み方です。熱いミルクを注いでくれます。ネコ舌で熱いのはちょっと・・・という人は、フリア(Fria)と付け加えましょう。常温のミルクを入れてくれますよ。
☆1日のパワーを補給する、朝にぴったりのコーヒーです。
マンチャーダ(Manchada)
Manchada=「しみのついた」
コーヒーの色のついたミルク、要するにミルク多めのカフェ・コン・レチェのこと。
☆濃いコーヒーが苦手な人におすすめ。
カルガード(Cargado)
濃いコーヒー
かなり濃いので、覚悟の上注文してください。お砂糖は欠かせません!
☆カツをいれたいときにおすすめの1品です。
デスカフェイナード(Descafeinado)
カフェイン抜きコーヒー
カフェインをとれない人にはうってつけ。味にかわりはありませんのでご安心ください。
☆カフェインに敏感な人、夕方以降に飲む場合におすすめ。
カフェ・コン・イエロ(Café con hielo)
アイスコーヒー
このように頼むと、コーヒーカップに注いだ熱いコーヒーと氷の入ったグラスを持ってきてくれるはず。熱いコーヒーにお砂糖をとかし、好みの味にしてから氷の入ったグラスに一気に注ぎます。あらかじめグラスに冷たいコーヒーが注がれて、ガムシロップとミルクがついてくる日本のアイスコーヒーを想像してはなりませぬ。
注!スペインではアイスコーヒーは夏場でも一般的ではありません。
☆冷たく冷やして飲むコーヒーが忘れられないときに。
●お砂糖
どうやらスペインのお砂糖は日本のものより甘いようです。コーヒー1杯に対しお砂糖一袋すべて入れてしまうと、よほどの甘党でない限り、日本人には甘すぎてしまいます。サッカリンを入れたい場合はサカリナ(Sacarina)と告げましょう。
今回は、カフェテリアで注文する際のコーヒーのお話でした。次回は、カフェテラ(スペイン式コーヒーメーカー)を使い、自宅で入れるコーヒーのお話です!
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