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みなさん、そろそろじめーっとした梅雨がやってまいります。これからの時期、洗濯に頭を悩まされるのは私たち、日本人。もちろん、スペイン人にそんな悩みはありません。あぁ、うらやまし。。。 今回の知恵袋は、スペインの洗濯事情です!
●洗濯機
洗濯機はどこでもさほど変わらないでしょう、なんてタカをくくっちゃあいけません。変わるんです、スペインでは。
まずは容姿。確かに日本と同様、四角い箱には変わりないんだけど、正面に潜水艦の窓のようなまあるい扉が。実はこれが、洗濯機の口なのです。日本のように、上面についてはいないのですぞ!この丸扉を手前に引くと、中にはドラム缶の輪切りのような物体がたてに埋め込まれている。ちょっと説明しにくいんだけど・・・。コインランドリーにおいてある、乾燥機を想像してもらえばいいのかな?この回転式ドラム缶の中に、洗濯物を押し込むわけです。
洗濯物を入れたら、丸扉をカチッと音がするまでしっかり閉める。気になる洗濯粉ですが、これは洗濯機上部(通常左上)についている引き出しに入れます。洗濯機に引出し???と不思議に思うかもしれないけど、本当にミニ引出しがついている!そのちっちゃな引出しの中に洗濯粉、柔軟剤を入れます。引出しは中が区切ってあるから、入れる場所を間違えないように。そして、引出しを閉めます。
お次は洗濯プログラムをセット。色物、化せん等によって区別されています。チャンネル式になっていて、くるくるまわし適切なプログラムにセットします。プログラムの基本的な用語は以下のとおり。
CENTRIFUGADO:脱水
ACLARADO:すすぎ
SINTETICOS COLOR:化せん色物
SINTETICOS BLANCO:化せん白
BLANCO NORMAL:ふつう白
COLOR RESISTENTE:耐久性色物
これにて準備完了。では、スイッチオン!
●干す
実は、干し方も日本とはちょっと違うんですねー。どう、おもしろいでしょ?
大きな違いは、物干し棒(さおだけって言うんだっけ?)がないこと。スペインでは、みんなロープを使います。それから、名前が分からないんだけど、日本ではどこの家庭にもある洗濯バサミがじゃらじゃらついているやつ、分かるよね?とても便利なあれもスペインでは見たことない。
じゃあ、どうやって干してんの?ということになるんだけど、洗濯バサミで直接ロープに洗濯物を留めるだけ。靴下、パンツ、ジーパン、それからTシャツだって洗濯バサミでちょんと留めるだけなのですよ。型崩れもくそもあったもんじゃありません。
スペインの素晴らしいところは、洗濯物がすぐ乾くこと。湿気がなく、カラッと晴れているんだから当然です。ロープにぶら下がり、はたはたと気持ち良さそうに風になびく洗濯物に愛着を感じるのは、私だけでしょうか?
●注意点
気持ちいいお洗濯のための、ワンポイントアドバイス。
1.洗濯粉にご用心
洗濯粉には洗濯機用とハンドウォッシュ用の2種類あります。ま、どちらも同じ洗濯粉なんだから、間違えてもいいでしょ、なんて軽い考えは禁物。洗濯機にハンドウォッシュ用を使うと、とんでもない事態をまねくのです。
なにをかくそう、実は私も経験者。洗濯日和の日曜の朝、機嫌よく洗濯機を回していると、もくもくと大量の泡が発生しているではないか!なんじゃ、こりゃー。あたり一面、泡だらけ。あー、やっちゃった。これぞまさにハンドウォッシュの悲劇。
洗濯粉を購入の際には、必ず用途のチェックを。MANO:手洗い、MAQUINA:洗濯機の表記を見落としてはなりませぬ。
2.時間にはゆとりをもって
スペインの洗濯機、あんまり性能がよくないようでして・・・。やたら時間がかかるんです。機種にもよるんでしょうけど、2時間ちかくガーゴーやってます。出かける予定があるときには、洗濯しないほうがいいでしょう。1時間あるからその間に・・・、なんて、だーめ、だーめ。それから、脱水が弱いので、こちらも念頭においてください。しずくぽたぽた・・・、これは脱水機が壊れているのではなく、ごくごく普通のことなのですよ。
3.ちょっとちぢんじゃうかなー
洗濯物にとって、スペインの洗濯機は決して心地よいものではありません。きっと彼らは、粗雑に扱われていると痛切に感じていることでしょう。だから、大切なものは是非、手洗いを。縮んだり、型が崩れたり、色が落ちたり・・・、スペインの洗濯機、とにかく過酷なのです。
以上、快適お洗濯を心からお祈りいたしまして、今回の知恵袋とさせていただきます。あしからず。
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