Vol.13
お題:住所
轟 志津香

 

 友達のうちへ遊びに行くとき、待ち合わせのとき、劇場や映画館へ行くとき・・・。「初めてなんだけど、どうやって行けばいいのかしら?不安だわ」。心配いりません!住所さえ調べておけばオッケー。何の問題もないんです。ってなわけで、今回はスペインの住所について知恵をつけときましょ。

●しくみ
 スペインの住所、基本的にはすべて通りの名前+番号から成り立っている。どんな小さな通りにも名前がついていて、番号は建物ごとに通りをはさんで左右交互にふられている。通りの片側はすべて偶数。当然、もう片側はすべて奇数となる。
 そのため、通りの名前と番号がわかれば目的地が特定され、必ずそこへたどり着くことができるというわけだ。

●住所の省略形
 住所を書くときは省略形が使われる。以下、もっともよく使われる省略形。覚えておいて損はない!

-「C/」
 CALLE=通りの略。例えば、サン・ホセ通り7番の場合「C/San
 Jose 7」となる
-「Av.」
 AVENIDAと呼ばれる大通りの略
-「Plza.」
 Plaza=広場の略
-「s/n」
 たまに見かけるこの表示。これは「sin numero」の省略で「番号な
  し」という意味。どういうことかというと、文字通り、番号がふられて
  いない建物のことで、劇場など大きな建物の場合が多い。ほかに
  も、 小さな広場にその建物ひとつしか建っていないようなときに使
  われる。ようするに、番号をふる必要のない建物、ということにな
  る。

●住所がわかったら・・・
 目的地の住所を手に入れたら、もう怖いものなし!といえども、すべての道の名前を知っている人なんていない。メジャーな通りならまだしも、小道なんてわかりっこない・・・。スペイン人だってそれは同じこと。

 こんな「困った!」のためにあるのが、小道まで詳細に示した地図。よくポケットブックのかたちで売られている。索引がついていて、辞書をひく要領で道の名前を調べることができる。すると「○ページ」と出ているので、そのページを見ればこまかーい道まで名前入りで載っているというわけだ。

 これ一冊あればもうどこへでも行ける!強い味方なのだ。

 目的地まで無事到達!しかーし!そこがピソ(Piso=マンション)だったら・・・。実は、スペインのピソは日本のマンションとはちょっと違うんです。次回はピソについて。

 

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Shizuka Todoroki
高校生の頃、ある創作ダンス作品を観てスペインを意識し始める。スペインへの想いが募り、97〜99年、グラナダに留学。ひとりぼっちでスペイン人社会に放り出される。その後、日本⇔スペインの生活を繰り返すうち、ふたつの顔を持つように。「踊って書ける!」をモットーに、その活動の場を広げつつある。
<踊る轟 志津香>
<書く轟 志津香
>