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アンデスの流行テクノ演歌!?
ここ数年、クスコではセクシーな女性歌手たちが大活躍している。音楽のジャンルは「テクノクンビア」と呼ばれ、アンデス風の演歌がトロピカルにアレンジされた音楽だ。
流行に火をつけたのはロシーワーという女性歌手である。彼女は味のあるハスキー声で、切なそうに恋の歌を熱唱する。曲は少し田舎くさいテクノ演歌といった感じで、ひと昔流行った「ダッサーイ」という言葉がぴったりのノリだが、何度も聞いているとファンになってしまうのが不思議。
そしてこの衣装が凄い。お母さんシンガーがこんなにセクシーでいいのかしらというくらい肌を露出して脚、腰、お尻、胸のあらゆる女性のふくらみをふりふりしながら歌って踊るのである。もちろんラテンの男たちは彼女のパフォーマンスにメロメロだ。
ロシーがブレイクしてからというもの、次から次へと同じような露出系の女性歌手が登場。はじめはソロの歌手が多かったがやはり美女は多ければ多い方がいいのか、今ではグループが大ヒットだ。衣装はひもブラジャーのようなビキニトップにピチピチの半ズボンにブーツをはいてカウボーイ風仕立て。またTバックのパンテイータイプにジャラジャラのすだれで股をかくしたような衣装ももう一つの典型スタイルだ。
近頃はしだいに踊りも過激になりブラジル風といわれる動きで、胸の谷間を細かく振動させ、もの凄い速度で下半身をツイストさせながら全身を縦横上下に振るわせ甘い声で歌う。未青年の見物お断りと言いたいが、これが男女を問わず小学生からヤングアダルトまでに大人気。
「学芸会でビキニ衣装になって踊ったの。テレビと同じに完璧にできたわ」と、ういういしい中学生の女の子たちが得意になって大胆なフリフリダンスを披露してくれる。若者たちは大好きなスターの真似なら標高3600メートルの寒い町でもビキニになってしまうのだ。
「アグアベーヤ(ベーヤとは美しいこと)ってグループが一番人気があったけど、今はアルマベーヤ、ベーヤベーヤそれにスーパーベーヤまであるのよ」
美しいと名のれば歌手グループになってしまうテクノクンビアの勢い。このペルーの美しくセクシーなベーヤ女性たちが、不景気なペルーに咲いた花として今輝いている。
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