Vol.8
文・写真/すずきともこ

クスコの祭りの月

 6月はクスコの祭りの月として、もう町全体が毎日といっていいほどどんちゃん騒ぎです。

 6月といっても、その賑わいは5月29日からもう始まっていました。6月30日はコルプスクリステイという、クスコのすべての教会からひとつずつの聖人が御輿にのって担ぎ出され、ぞろぞろと町を行進する祭り。聖人の数はなんと15体!小さなクスコの町にもこんなに教会があるんですね。すっごい!

 その時に食べる祭りの食事がチリウチュ(冷たい辛しという意味)。何種類もの肉の盛り合わせの冷たい料理です。その中にはクスコ人の大好物、モルモットのオーブン焼きの肉も入っているのだ。私も大好き。なかなか淡白でおいしい。皆さんもクスコにいらしたときには是非挑戦してみてください。

 そして6月24日の太陽の祭りに向けて町は盛り上がります。毎日、夕方から道端で学生が踊りの練習をします。夕方のクスコの町は笛や太鼓の音で大賑わい。そんな祭り太鼓の音を聞いていると、自然と自分まで祭りモードになってしまうのです。

 今年は6月20日が幼稚園生や小学生が踊る日。21日が中学高校生の日。そのあと大学生や専門学校の生徒、大人の部と毎日、町の中央広場で民族舞踊と音楽のパレードが行われるのです。

 6月24日のインカ皇帝が登場する、南米3大祭りの「インテイライミ 太陽の祭り」も見逃せないです。来年も同じ祭りがありますから、ぜひぜひクスコに来てください。

 そうそう、これが終わったからって祭りは終わりじゃないのだ。7月15日から4日間にわたって行われるクスコ県パウカルタンボ村の祭りも見逃せません。詳しくは私の著書「アンデス、祭りめぐり」(青弓社)をお勧めします。

 ははは。まあ、人生に行き詰まった人。とにかくエネルギーありあまって爆発したい人。理由はどうでもいいのです。アンデスの祭りでパーっとやってみませんか。