| サングラスを作りにいきました
標高3400メートルのクスコは大変日差しが強いところです。この強い日差しと直射日光の照り返しで、私の目も毎日しょぼしょぼして困っていました。そんなとき、友人がいい地元の目医者がいるからサングラスを買いたいのなら相談してみなさいと紹介してくれました。そこは盲目になりかけている人々がよく診療に行くという腕利きの眼科と評判。早速、私も朝の診療(往診)に行きました。
朝10時に着くと。もう待合室の廊下は人々で溢れていました。10ソル(約300円)を支払ってアポをとりました。すると白衣のアシスタントが視力を測るといいます。彼女は目を隠す道具(プラスチックの棒の先に直径10センチの円く切ったダンボール紙がついた手作り目隠しセット)を私に渡し、5メートル先の廊下のベンチに座るように言いました。
ベンチに座ると、向かいの受付室の後ろの壁に貼ってある視力検査のポスターが正面に見える仕組みです。廊下は人で溢れ、がやがやうるさく、まったく集中できるような環境ではありません。そんなところで視力検査が行われました。ポスターに書かれているのはアルファベット文字。「E、P、T、O、Z…」と、私は指された文字をスペイン語で発音しました。スペイン語でアルファベットを一文字ずつ読む機会などあまりないので、変に緊張してしまい、目の前の文字が曇って見えてしまいます。
結局、私の視力はあまり良くなかったらしく、度数の入ったサングラスをつくることになりました。メガネは首都リマにデータを送って作るということだったので、すぐには用意できず5日後に出来上がりました。値段は80ソル(約2400円)。フレームは柔らかく少しおもちゃのようでしたが、軽くて疲れないので得をした気分でいました。
が、それもつかの間、なんと1週間後にメガネの表面の一角がポロッとはがれてしまったのです。いっしょにメガネを作った友人も2つのレンズがぽろりとフレームから外れて割れてしまう始末。やはりクスコ山村の田舎医者なのかしら…。目医者さん自身はアルゼンチンまで留学してきた人らしいのに。さて、次はどこでサングラスを作ろうかしら。
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