Vol.4
文・写真/すずきともこ

 クスコ通信のすずきともこです。ラテンアメリカの国ペルーのクスコというアンデス山脈、標高3400メートルの町に暮らしてもう7年目になります。かつて南米を制覇したインカ帝国の首都でした。

 スペイン人が植民地下となってからは、主な公用語はスペイン語。スペイン植民地の面影を残す町となりました。この町からいろいろな情報、小話などを発信していきましょう。

 今回は私がどのようなところで生活しているかです。私の家は今にも崩れそうな日干し煉瓦を積み立てた古い家の二階です。家賃は月60ドルです。

 今日もシャワーを浴びていたら水が急に止まって(涸れて)しまいました。こんなことは日常茶飯事。もちろん、生水は飲めません。電気代は高いので、冷蔵庫を持っている人もあまりいないかな。持っていても電源をいれていなかったり。町の市場に毎日新鮮な野菜などを買いに行くのが習慣なので、冷蔵庫はいらないのかもしれませんね。

 そうそう、先週の日曜日にカラーテレビとビデオを買いました。カラーっていっているところがなんとも山の小さな町で生活している人らしいでしょ。今まで私は15センチ四方のアンテナの壊れた白黒テレビを大事に使っていたのです。それもアンテナの替わりに針がねを取り付けて、方向を調節して見ていました。

 アンデスの物不足の貧乏生活をしていると、生活の知恵がつきますね。ははは。ところでやっぱりカラーっていいですね。動画は色付きに限る!こんなことを言っている日本人も少ないと思いますが。

 スペインはヨーロッパでは田舎で、先進国には入らないなんていわれることもあるみたいですけれど、去年、スペインにいったときにはやっぱりおどおどしてしまいました。同じスペイン語を話す国なのに、私の住んでいる山の町とは大違い。スペインの郊外に行ってもやっぱりヨーロッパだ。と思ってしまいました。

 それではこのようなアンデスの村人化した東京生まれの日本人のすすきを宜しくお願いいたします。