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スペイン料理の中でも、意外に知られていない存在のタパス。スペインの食文化で、無視できないタパス。
タパスとは、スペイン語でおつまみという意味。そして、タパス料理が有名で力を入れているのがバスク地方。サンセバスチャンのコンチャ海岸の町の新市街と旧市街には軒並みにバルがあり、それぞれのバルが独自のスタイルでタパスを出しています。
ある3月に、独り寂しく1週間、料理取材でバスク地方を訪れたときの事。マドリードの友人たちはバスク人は気難しいなどと言っていたけれど、飛び込みで料理取材を申し込む私に、大変親切にしてくれた旧市街の人たちは、みんなとても寛大だった。
勤勉で真面目という印象も受けたけど、ともかくコンチャ海岸に隣接するバルではお皿の色とタパスのコンビネーションを研究していたり、ソースでもサンセバスチャンでしか見られない白いソース(サルサ・ブランコ)を使っていたり、他の地方に比べてタパスの種類が豊富である上に、まずは目で楽しんでから口で味わうことができるのが特徴だなーと思いましたね。
| もちろん、新鮮な魚介類が豊富に揃うバスク地方は、肉類よりも魚類のタパスが中心になっているのも特徴。サンセバスチャンでは何処のバルでもレストランでも、バル台一面にタパス皿が並んでいて、飾りを豪華に見せて美味しそうに見せているタパスもいっぱい。中には味よりも見た目の美しさを強調しすぎて、素材独自の味を壊しているようなタパスもあったけれども。 |

きれいなタパス皿が一面に並ぶ
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サンセバスチャンのタパスは
一見の価値あり |
コロッケ専門や鰯の専門店など、こだわりを持っている店もあるので面白いですね。サンセバスチャンでは毎度、タパスコンクールも開かれているので、ここのタパスは一見の価値があると思うのです。シドラ酒やビール片手にサンセバスチャンでタパスのハシゴをしよう! |
飲み物一杯につきタパス一皿無料…
ところで、南部のコスタ・デル・ソル海岸線の町アルメリアでは、飲み物を一杯頼むと、タパス一皿は無料で出してくれます。これぞアルメリアの素晴らしさ!ここでは、バル巡りのチラシをナビゲートにはしご酒をするのもいいですね。都会やその他の場所では、ビールやワインを一杯頼むと小さなタパスがおまけについてくるということもありますが。。。
そもそもタパスは、フェリーぺ2世の時代(フェリーぺは大変な美食家で知られていたのです)に飲みかけのワインに埃が入るのを防ぐ為にハモン(生ハム)で蓋をしたのが、始まりと言い伝えられています。このタパスはスペイン人の食事でもあり、おやつでもあり、季節のタパスもあれば定番で置いているメニューも中にはあるのです。
ちょっと疲れたらコーヒー飲んで一休み、友人との待ち合わせにビールを飲みながらタパスをつまんで。。サッカー観戦にバルの皆で応援するとか、スペインの食文化を語るときに、タパスが年中無休で置いてあるバルの存在は、とても重要な食文化を形成していると私は思うのですね。
人との出会いがあり、会話が生まれる。顔見知りが出来て日ごろの生活にもちょっとしたメリハリが出てくる。
日本人である私たちはスペイン料理と聞けば、代表的なパエージャ、ガスパッチョ、サングリア等が思い浮かぶことでしょう。しかし、スペイン料理は地方色豊かなのも特徴だし、さらに歴史的にみていくとアラビアやフランス・イタリア・地中海の影響も受けてはいるけども、まだまだスペインの食文化にはスペイン伝統料理が存在しているのです。
スペインはEUの中でも農業国でもあるので、スペイン産の食材を使った料理がいっぱーいあるのです。 |
タパスはスペイン食文化の象徴
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