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皆さん、こんにちは!随分、ご無沙汰してしまいましたが、また引き続き、皆さんに旅情報をお伝えしていきますね。
さて、今年2002年は、スペインで何の年だったかご存知ですか?あのスペインを代表する建築家、アントニオ・ガウディの生誕150周年にあたるのです。
ガウディと言えばバルセロナ、バルセロナと言えばサクラダ・ファミリア(聖家族教会)が、街のシンボル的存在になっていることは、皆さんご承知だと思います。あのサクラダ・ファミリアこそ彼の代表建築のうちの一つですね。1882年に着工されたものの、まだまだ完成しておらず、今だに工事現場のような観光地ですが、あのそびえ立つ未完成の8本の尖塔群を見学しに世界各国から多くの人が訪れており、後を絶たないのです。
それにしても、あの建物・・・5、6年前まではガイドさんの説明では、100年後、200年後・・・いつできるか分からない!というのが、定説だったのです。
私がはじめていったのは1987年。それからずっと、数年前までは、どこが新しくなったか分からないくらいのペースでしたが、それに比べると、ここ何年かの進み具合といったら凄いものを感じます。
前は、いつ行っても「仕事している人いるのかなあ・・・この現場で」と思うほど、働いている人もいない気がしたのですが、最近では、「キーンキーン」「カンカンカン」「ドドドドドッ」と、まさしく工事現場を実感できる賑いぶり(?!)です。
それにしても、まだ出来ていない上に、工事現場の騒音の中にもめげず、訪れる人たちの数を考えると、ガウディの魅力は、計り知れないものがありますね。あの、サクラダ・ファミリアが完成すれば、あの尖塔が、パイプオルガンのパイプの役割をし、街中に素晴らしい鐘の音色を響き渡らせてくれる事を想像すると、自分が生きている間に、是非完成して欲しいという思いで一杯になります。
現在の現場主任の方は、ご存知の方も多いかと思いますが、日本人彫刻家の外尾悦郎氏です。最近はあのネスカフェのコマーシャルで「違いの分かる男」が印象的ですね。外尾氏が、御生誕の門を昨年完成なさった際には、日本の新聞でも掲載されていた事が思い出されます。
サグラダ・ファミリア以外のバルセロナは
しかし、ガウディと言ってもサクラダ・ファミリアだけではなくて、バルセロナの街中はガウディだらけなのですよね。グエル公園、カサ・ミラ、カサ・バトリョ、カサ・グエル、カサ・ヴィセンス、カサ・カルヴェットetc・・・。それ以外にも、今年は色んなガウディにまつわる展示会や、イベントが特別に催され、まさしくバルセロナはガウディ三昧です。
その中でも、お薦めは、カサ・バトリョ(カサは、スペイン語で家のことです)。通常、入場禁止のこの家は、今年特別に中の見学が可能なのです。ツアーで行く場合はグループで予約が入っているので、待たずに入れるのですが、個人のお客様は、長蛇の列を数時間かけて並んでいらっしゃいました。中は海底をイメージして作られており、ブルーが基調で、アールデコの家具ととってもマッチして本当に、洗練されたセンスで、今でも通用するようなつくりですね。
公開されているのは2階部分で、上層階は今でも住んでいる方がいらっしゃる為に、公開されていません。入口には、可愛いユニフォームを着たスペイン人の女性が、立っており、いわゆる日本でいうコンパニオン的な役割を果たしています(スペインではこういうのは珍しいのです)。
実は、ここのオーナーは、チュッポ・チャップスの社長だそうで・・・。チュッポ・チャップスと言えば、日本でも長年人気の、丸い棒付きのキャンディーで、カラフルなパッケージの色によって味が違い、大体、どこのコンビニでも、レジ近くに売っている、アレです。
そうなのです!あまり、知られていないのですが実は、チュッポ・チャップスはスペインの会社だったのです。その社長が、カサ・バトリョのオーナーということで、しっかり、出口の所にお土産屋さんまで設け、ガウディに関するお土産以外に、色々なサイズのチュッポ・チャップスや、また日本に無いチュッポ・チャップスの詰め合わせなどを、売っているのです。
とは言いつつ、それもなかなか、楽しいお土産になりそうですよ。館内は写真撮影を禁止しており、絵葉書を買うしかない事も、ここのオーナーのビジネスマンぶりが覗えます。毎日、約1000人程の観光客の方が入場するそうで(確か入場料は7ユーロー)、思った以上の反響にこれはいいサイド・ビジネスと思い(?)、来年の3月まで延期で、公開されることになっているそうです。
『来年のその頃になると、もっと延期されているかもしれない。だってチュッポ・チャップスがオーナーなんだから』・・・と言うのが、地元の方の見方のようです。
いずれにしても、この期間にバルセロナに行くチャンスがある方には、お勧めです。但し、朝一番で行って並んだ方が懸命です。午後は、列が凄く長〜くなっていますからね。勿論、今までもずっと公開されている、カサ・ミラもお勧め(ここも、同じく早めに行かないと、スッゴク並びます)。
そして、もっとガウディに浸りたい方には、レストラン「カサ・カルヴェット」でのお食事をお勧めします。ガウディが初めて賞をもらったこの建築の一階は、素敵なレストランになっており、ここは、ちょっとお洒落をして出かけたい所です。そして、グラスワインよりも、お仲間と、ボトルでワインをオーダーし、ゆっくりとお食事を満喫して頂きたいです。カマレロも、とっても気持ちの良いサービスを提供してくれます。
こんなガウディ三昧のバルセロナもオツなものです。期間限定なので、ガウディファンの方は、この機会をお見逃しなく!
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