| A : |
今回はマンガの話。
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| B : |
マンガなら詳しいぜ。なんたって俺の父親は手塚治虫だから。
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| A : |
いきなり大嘘じゃねえかよ!スペインで、というより、スペイン語圏でいちばん有名な四コマ漫画といえば『マファルダ』。その日本語版がついに登場しました。Jスパ!でも宣伝してるけど。
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| B : |
でも結構昔のマンガなんだろ? |
| A : |
60年代から70年代にかけてだね。アルゼンチンの新聞に連載されてたんだ。
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| B : |
新聞の四コマ漫画なら、日本だと「サザエさん」とか「フジ三太郎」とかがあるよな。 |
| A : |
英語圏だとチャーリー・ブラウンとスヌーピーの「ピーナッツ」だね。『マファルダ』の主人公はタイトルと同じマファルダっていう女の子。幼いのに政治や社会問題に敏感で、世界人類が仲良く暮らすにはどうすればいいか、なんてことをいつも考えているんだ。 |
| B : |
つまり「ドラえもん」でいえばしずかちゃんだね。 |
| A : |
どこも似てないよ!キャラクターが全く違うだろ!マファルダは米ソ冷戦時代の世界情勢に胸を痛めてばかり。そんなおませな女の子なんだけど、野菜スープが大嫌いでね。「野菜スープと子どもの関係って、共産主義と民主主義の関係みたいだね」なんて言ったりして。 |
| B : |
俺はお前が大嫌い。 |
| A : |
何でいきなりここで喧嘩するんだよ!アルゼンチンのマンガだから当然中南米のネタが多いんだけど、ほら、中南米って地球儀だと下半分だろ? |
| B : |
当たり前だよ。 |
| A : |
マファルダはそこに疑問を持つんだ。「どうして自分の国は下向きなんだろう?」って。そう考えた途端、コマの中身が上下逆さまになっちゃう。 |
| B : |
マンガならではの描写ってわけか。 |
| A : |
うん。言葉遊びが豊富なのも特色でね。ヨーヨーってスペイン語でも yo-yo って言うんだけど、yo は「わたし」って意味だよね?だからスペイン語で「ヨーヨー」って言うと「わたし・わたし」って言ってるように聞こえる。そこから誤解が生まれて一騒動持ち上がったり。 |
| B : |
翻訳するのも一苦労だろうな。 |
| A : |
大変だったと思うよ。マファルダの仲間には、勉強が嫌いで空想にふけってばかりいるフェリーペや、子どもを産んで母になることだけが夢のスサニータ、拝金主義者のマノリートがいる。 |
| B : |
乱暴者で、無理やりリサイタルを聞かせるジャイアンは? |
| A : |
いないに決まってるだろ! |
| B : |
でもジャイアンとかゴリライモって定番だぞ? |
| A : |
日本の話だろ、それは!マファルダはビートルズの大ファンで、マノリートはビートルズが大嫌い。いかにも60年代的で、「ちょっと古くさいなあ」と思うかもしれないけど、今読んでも楽しめる話もたくさんあるんだ。 |
| B : |
女の子が主人公だから、ちびまる子ちゃんみたいなものかな? |
| A : |
もっともっと奥が深いよ。子どもなんだけど大人を絶句させるセリフをバンバン吐くし。 |
| B : |
じゃあ、キューティー・ハニー? |
| A : |
何の共通点もないよ! |