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第7回 アンダルシアの魅力は、一口に言うならばそのダイナミズムにあります。光と影、色彩などのコントラストは見事なまでにはっきりしていて、見るものを圧倒する力で溢れています。アンダルシアという土地が持つ力が、多くの芸術家の創造力を育み、優れた作品を輩出する源泉となったのではないかと思わずにはいられません。 また、写真を通して強く感じた事は、アンダルシアの空気の透明度の高さです。日本、特に私が住む東京の空気は大気汚染のせいか不純物が多く、その透明感はアンダルシアの空気には遠く及びません。フィルムに映し出される光の差は歴然としていて、愕然とせざるをえません。 ダイナミックな自然の強さ、美しさと、それを享受する人間の自然に対する尊敬の念、そして東西の文化が見事に溶け合った究極の美意識に魅了されたアンダルシア1週間の旅でした。 しかし一方、たった1週間の滞在で、アンダルシアについて語る事など到底無理であった、と今更ながら痛感しています。開放的なアンダルシアの雰囲気に飲み込まれ、肝心な部分をすっかり見落としてしまったような心持ちです。語り尽くせないアンダルシアの魅力を少しでも伝える事ができ、また新たな視点で捉えて頂けるきっかけになれば大変嬉しく思います。 ◆ 「永妻亜矢子スペイン写真館」は今回で終了させていただきます。4月に「総集編」として別のかたちで掲載しますので、どうぞお楽しみに。 |
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