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第5回
アンダルシアといえば!
光とともにアルハンブラを象徴するものが色彩の鮮やかさです。私が訪れた晩秋は空が抜けるような青でした。通常、撮影時は空の青さを表現するために紫外線を除去するPLフィルターが不可欠なのですが、そんな小道具を必要としないぐらい澄みきった鮮やかな色でした。
冴え渡った青空の下では、あらゆるものの輪郭がすっきりとして明確になります。そして色彩はダイナミズムを増し、強烈なインパクトを与えます。オリーブ畑の中に浮かび上がる白亜の街、木々の緑と青空、こういった景観がアンダルシアの代表的な風景として挙げられる理由は、その色彩の鮮やかさと光が織りなすコントラストなくしてはありえません。
鮮やか、といえばアンダルシアの料理です。初めて食べた本場のパエリアは、まずその見事なオレンジ色に圧倒されました。ツヤツヤと輝く米はとてもジューシーで、噛むたびに魚介の旨味が口一杯に広がります。視覚的にも味覚的にもとてもおいしく楽しむ事が出来、忘れられない味となりました。
食べ物の話になったついでに、スペインでよく食べたものが生ハム。いわゆる本格的なものではないのですが、スーパーでパックになっているせいぜい3ユーロ程度のものをフランスパンにバターと挟んで食べる。このシンプルさ、安さ、手軽さがすっかり病みつきになりました。
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