ソロ部門を含め、作品としては、今回一番私の脳裏に焼きついたのがこのパレハ。二人の踊り手の存在が、時に重なり合い、時に主張しあいながら、情緒に流されすぎずしかも熱のある表現で、一つのドラマを舞った。
一昨年ソロで奨励賞を受賞している関晴光とソロ部門に出場を続けている柳谷歩美。関の踊りは、よけいな動きが殺ぎ落とされてシンプルになり、彼の硬質なアイレが一段とストレートに伝わってきた。柳谷は、踊り手としての基本的な実力をきっちりモノにしている人と改めて実感した。今回群舞のレベルは高かったと思うが、パレハは群舞部門ではなくソロ部門で選考すべきではないかと感じた。
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