◆バイレ・ソロ部門 奨励賞
三枝麻衣さん

鈴木眞澄 ファルキート マリア・マグダレーナ ラ・チナ

12年

ここ2年ほど出場してなかったのですが、兄が初出場するのがきっかけで再出場しました。

いつも通りに踊ることを心がけていました。
自分の振付で受賞できたことと、受賞を回りの人たちがとても喜んでくれたことが、うれしかったです。
今まで透りに、稽古と仕事をしていきます。

写真提供/(株)エー・アイ  高橋忠志

12歳の時から新人公演に参加していた三枝麻衣。その頃から日本人離れしたアイレ、迫力、粋な間合いと緩急を踊る、稀有な才能を感じさせていた。幼いながら、フラメンコの重さを感じさせる“何か”も持っていた。

途中、出場していない期間があったとはいえ、今回の受賞は、彼女の資質を知る者としては、正直、思いのほか時間がかかったような気がする。が、彼女の個性が傑出していた分、それがひとつのスタイルとして実を結ぶには時間がかかったということだろう。新人公演のステージでは、鋭さと細やかさ、強さと柔らかさを調和させたバランスの良い、ソレア・ポル・ブレリアを踊った。

母は踊り手の鈴木真澄。中学時代をスペインで過ごすという経歴を持つ。だが、優等生的な枠には収まらない彼女の感性は、そのまま踊り手としてのたくましい個性となって、彼女の稀有な才能を形成した。「当たり前のように、生活の中にフラメンコがあった」という彼女のフラメンコへの取り組みは、あまりにさりげなく、自然。それがまっすぐな自己表現欲求と一つになった時、さらに大きな炸裂を三枝麻衣は見せてくれるに違いない。


これまでに師事した先生はどなたですか?
フラメンコを習い始めて何年?
新人公演に出ようと思ったきっかけは?
本番当日に、心がけたことは?
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