フラメンコモードの発信地といえば、なんといってもセビージャ!今年も、新しいデザインが勢ぞろい。毎年のごとく

繰り返されるセビージャのモード合戦・・・。現地からのレポートをお楽しみください!


今年のテーマカラーは赤、黒、白の三色。この三色を使ったシックでスタイリッシュなデザインがショーウィンドーにちりばめられる。赤、黒、白の今年色、水玉がメジャーです。花柄の場合は、大柄なものが主流。
はっきりした色味&地模様は、スパイスのきいた大人の雰囲気を漂わせる。お嬢さんで親しまれているセビージャ娘たちは、独立した強い女のイメージにあこがれを抱いているのかもしれない。


デザインに目を向けてみると、洋服感覚に近いものが目立つ。中でも、圧倒的な人気を得ているのが、スカート+7分袖ブラウスという組み合わせ。ブラウスを変え、何通りものバリエーションを楽しめるのが人気の秘訣なのだろう。
このデザインは、気張り過ぎないカジュアルさが魅力。洋服と衣装のあいのこのような、今までにあまり見なかったタイプのデザインだ。
生地も肌触りのよい綿が多く、やっはり洋服感覚なのだ。ステージ用衣装としては、好き嫌いがはっきり分かれてくるデザイン。



花柄模様も、もちろん不動の人気がある。今年の花柄は、落ち着いたエレガントさが特徴。ベージュの地色に、大柄の花がプリントされている。

決してハデではなく、品の良さを感じさせるプリントが目立つ。華やかなのに落ち着いている。知的美人にぴったりの模様だ。

メジャーではないけれど、ついつい気になってしまうのがヒッピーテイストな衣装。個人的には、こういうの大好き!
ギザギザした裾の不揃いなスカートや、風にふわふわなびく透ける生地を重ねたデザイン。そして、つぎはぎ模様の生地も!
フラメンコ衣裳の観念がどんどん自由になっているのを実感する限りだ。

後編では、生地ショップ&小物ショップをご紹介します。

文・写真 轟 志津香