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いまスペインでは、フラメンコの商業化が嘆かれている。
元来、唄わずにはいられないヒタ−ノの魂の叫びこそがフラメンコだったのに、近年ア−ティスト達が観客の拍手に媚るようになり、真実性が失われてきたということだ。
とはいえ、プ−ロ(純粋)派のア−ティストも残っている。真の愛好家の間で尊敬と絶賛を受けながら、商業化に流されることなく、今でも魂の唄を唄いつづけている。
ディエゴ・ルビッチがそうだ。
カンテ・フラメンコの名門アグヘ−タ一族のひとりでもあるルビッチは、ファン・タレガやアグヘ−タ・ビエホ、アントニオ・マイレナ等いまは亡き歴代の巨匠達の中で唄い始めた。その響きには真実に裏づけされた哀愁が漂い、聴く者の涙と感動を誘う。
貴重なア−ティストだ。
ルビッチのカンテの魅力を最大限に引きだすべく、ギタ−には長男ドミンゴ、パルマに次男ホセも来日する。ふたりともヘレスの第一線で活躍中の優秀なア−ティストだ。
そしてもう一人、近年ヘレスで人気上昇中の若き才能、ファニジョーロも来日する。
滅多にお目にかかれない豪華メンバ−だ。
フラメンコ・ファンなら、この機会を逃す手はない。
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