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板坂 でしょう?どんなにいい男でも、金を持ってなきゃダメということ。でも女性も20代だと、金の無い男を私が支えてあげなくちゃと思ってしまうらしい。フラメンコをやっている女性にはそういうパターンが多くてね、私は何人もそういう生徒を見てきた。結局、そういう女性たちは自立しているわけなんですよ。逆に自立していない男に対して自分にない脆さを感じて、ああ、いたわってあげなきゃという母性愛が出てくるのだと思う。馬鹿だね。
| 酒井 でも、スペインに行ったら向こうのダメ男には母性愛は出さないかもしれませんね。 |
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板坂 ふつう男は、相手の女性があまり金持ちで生活力があってバリバリ仕事をするようだと、ちょっと引いてしまう部分があると思うんだ。ちょっと弱さがあって、自分が支えて上げられる女性の方がいいわけですよ。これも、やっぱり馬鹿だね。
板坂 とにかく、きょうは見終わったあと対談なんかやっている場合じゃないんだ。
酒井 スイートルームに直行ですか?(笑)
板坂 残念だなあ。この後、打ち合わせが入ってて…なんてね(笑)。でも、タンゴとフラメンコの組み合わせというのは、やっぱりいいよね。フラメンコに欠けているものがアルゼンチンタンゴにはある。それと、アルゼンチンタンゴはそれなりにリッチな感じがするんだけど、どうもフラメンコというのはそういう感じがしないな。これは、フラメンコの発祥の由来を考えると仕方がないことなんだけど。実は僕も昔、フラメンコのステージにタンゴを取り入れたことがあって、その時にアルゼンチンタンゴを習ってビゼーのカルメンを踊ったことがあるんですよ。
酒井 タンゴって足さばきが大変なんでしょう?練習中にケリとかが入りそう。
板坂 女性はラクなんですよ。もちろんセオリーはあるけど、男性のリードに従って好きなように動いていればいいんです。その分、男性は大変だけどね。もっとも、日本にはリードして踊れるほどの男性がなかなかいないんだよなあ。
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