今回のゲストは、来年フラメンコ舞踊生活20周年を迎える宮野ひろみさん。9歳でフラメンコの世界に入り、一時期の活動休止を経て今またライブ活動や指導に力を入れている宮野さんだが、来春から、5歳になる男の子を連れてスペインに住むという。今回もまた、話は板坂氏の思う方向に…?
 第2回 スペインで暮らすということ
      宮野ひろみさん(フラメンコ舞踊家)
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「子どもの頃の環境のせいで、スペインに違和感はありません」

板坂 宮野さんとは、これまでも何度か顔を合わせてきたけど、こうして話をする機会はなかったよね。私としては、ステージではすごく色っぽいという印象があるんだけど。素顔のあなたって中性的だね。

宮野 そうですか?

 

板坂 ところで、あなたスペインに行くんだって?それなら、私は自分の問題もあって、いろいろと聞きたいことがあるんだけど。

宮野 スペインには来春から移り住む予定です。まだ具体的には決まっていない部分も多いんですけど。ところで、ご自身の問題ってなんですか?

板坂 私も初めてスペインに行った時、もうここにずっと住みたいと思ったんですよ。特に建物や町の風情が自分にぴったりでね。

だけど、ここにずっと住むと、もう何もしないでボケーッと暮らすだけになるんじゃないかという危惧もあって、結局は住まなかった。やっぱり日本でやるべきことがあるっていう思いがあって。スペインといっても、アンダルシアでの話だけどね。宮野さんはそのへんの恐れっていうのはないの?


宮野 私は日本でフラメンコを始めて、スペインに勉強で行ったりもしたんですけど、特にアンダルシアに関しては、当初からここはいい所だなだっていう思いがありました。もちろん、それなりに怖さはありましたよ。でも、小さい時からまわりにスペイン人のフラメンコ・アーティストがいる環境に育ったので、初めてスペインに行った時もそれほどの違和感はなかったですね。

ただ、私はあまり反抗期もなく育ってきたので、家族と離れて自分がスペインに住むということに関しては、ギャップがありましたね。スペインに行ったことは私にとって、人とのつながりについてすごく考えるきっかけになりました。

今回の対談場所はここ!
Restaurante Feliz
レストランテ・フェリス
東京/恵比寿
恵比寿から広尾方面に抜ける裏通り、静かな佇まいの一角にある隠れ家的スペイン・レストラン。安くて質のよいスペインワインが常時100種以上。材料にこだわった料理はシンプルで素朴。ラストオーダーが24時と、ゆっくりくつろげるのもうれしい。
●東京都渋谷区恵比寿1-33-8(JR・地下鉄日比谷線恵比寿駅から徒歩6分。地下鉄日比谷線広尾駅から徒歩15分)
●電話:03-3442-2545
●営業時間:17:00〜24:00(ラストオーダー)
●定休:無休


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