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思えばもう25年も前なのですね。まだ14才だった学生服の智ちゃんが、初めてお稽古に来た時のこと、今でもはっきり憶えています。すっと背が高くて、元気そうな可愛いお嬢さんでした。
そしてメキメキ上達して十数年間、舞踊団の全ての舞台で大いに活躍。そして独立、結婚、今では立派なお母さん。私に唯一できなかった母親になる事、どんなにか大変な事でしょう。しかも踊りを続けながら。
蒼生(あおい)君が生まれて間もない頃、私は彼女を「真夏」の舞台に呼び戻しました。彼女なら必ずできると確信していました。今年1月の「女の平和」でも、スペイン人に劣らない立派な舞台を務めました。一作ごとに成長していく智ちゃんが「ソロのライブコンサートを開きたい」と言ってきた時、私は本当に嬉しかった。今がその時、今やらなければと思っていた矢先でしたので。フラメンコは人生そのもの。様々な経験が踊りに反映します。
自分を全て出しきって、新たな、真のバイラオーラ、石井智子が誕生することを期待しています。
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