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サクロモンテの丘を上がっていくと、
左手にチュンベーラ入口が見えてくる
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10月から開校。舞踊レッスンはもちろん、
文学、歴史の授業も
マリオ・マヤがディレクターを務めるフラメンコ研究センター(通称チュンベーラ)が長い準備期間を経て、やっと第一歩を踏み出した!去る3/29、同センターで第一回目の入学試験が実施された。
この試験は10月から開校されるチュンベーラへの入学試験で、8月にも同じ試験が行われる。合格者は同センターの栄えある第一期生となる。
長い準備期間を経て、やっと第一歩を踏み出した!去る3/29、同センターで第一回目の入学試験が実施された。
この試験は10月から開校されるチュンベーラへの入学試験で、8月にも同じ試験が行われる。合格者は同センターの栄えある第一期生となる。
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チュンベーラは、プロもしくはそれに近いレベルのフラメンコの踊り手を対象とし、彼らの知識と才能をさらに伸ばすことを目的としている。そのため、上級、プロフェッショナルの2クラスしかなく、クラスのレベルを保つために試験が実施されるのだ。
マリオ・マヤによると、授業の内容は舞踊のレッスンはもちろんのこと、アンダルシア文学、アンダルシア音楽、フラメンコ史といった、フラメンコに関する知識全般にまで及ぶとのこと。講座の期間は10月〜3月で全300時間。講師として現役の大物アーティストも招く予定だという。これはかなり本格的な、グラナダのフラメンコ史に残る大事実なのでは!?と思い、さっそく3/29の試験に申し込んだ。
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| 入口から続く階段をのぼると眺めのよいテラスが広がる。ゼッケンをもらうのを待つ受験生たち |
この試験には特別な受験資格はなく、受けたければだれでも受けられる。ただし、これはあくまでも上級、プロ向けの試験だということをお忘れなく。前もって、履歴書と受験料(今回は20ユーロ)を支払えば申込終了だ。そうそう、年齢制限があったんだ。14〜30才までの人。
超豪華な審査員の顔ぶれ
気になる試験内容は…
いざ、記念すべき?第一回の試験へ!当日の持ち物は、練習着とシューズ。受験者は11:00までにチュンベーラに集合。10人ずつのグループに分けられる。
名前を呼ばれ、ゼッケンをもらったら更衣室へ。着替えて胸にゼッケンをつけ、第一グループから試験会場へと向かう。みんな結構緊張している様子。試験が始まるまでの間、せわしなくカタカタと足を踏み鳴らし体を暖めながら、緊張をほぐしている。
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そうこうしているうちに、係りの人から10人まとめてステージの上にあがるよう、指示が。客席には審査員が並んでいる。よく見るとそこにはマリオ・マヤ、マノレテ、ハビエル・ラトーレ、ラファエラ・カラスコらの顔が!これでは緊張するのも無理ないか・・・。
試験は2種目。はじめは、クラシコの試験。ハビエル・ラトーレが舞台上にやってきて、短い振付を行う。それをその場で必死に覚え、テープに合わせて踊るのだ。
ぱっぱっと振りをうつし、質問に答えると、彼は元の審査員席へと戻ってしまった。えぇぇー、これで終わりなのぉー!?ハビエル・ラトーレぬきで、うろ覚えの振りをテープに合わせて3回ほど踊ったところで、はやくも試験前半終了。うそぉ・・・(涙)。
後半はラファエラ・カラスコのソレア・ポル・ブレリア。5、6コンパスだけの短い振りを、これまた先ほどと同じように数回教えると、ラファエラは舞台を去った。行かないでぇー。舞台の隅に身を潜めていたギタリストさんと3回合わせ、はい、おしまい。あぁ・・・。
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| 更衣室前。試験会場へ向かうまで、ここで待たされる。みんな緊張に満ちた面持ちだ。軽く足を踏み鳴らし体ををあたためる人、「緊張するねー」とおしゃべりを始める人、などなど |
なんと、これで全ての試験が終了したのであった。時間にして20分といったところだろうか。私が受験したのは言うまでもなく、上級クラスだったわけだが、私が配属された第一グループのほかに、あと2グループあった。プロクラスは1グループだけだったそうだ。
一緒に受けた子たちの腕前はどうだったかというと、残念ながら自分のことに必死でまわりを見渡す余裕がなく、はっきり言ってよく分からなかった。ただ、ひとつ言えることは、あんな短時間に新しい振りを覚えるのは、みんなも結構きつかったようだ。そして、試験時間のあまりの短さに私同様、驚いていた。
試験結果が通知されるのは2週間後ということだった。今回の試験に受からなかった場合でも、8月の試験に再度チャレンジできるそうだ。まぁ、私はそのころ、スペインにはいないので個人的には関係ないことだが、興味ある方へのお知らせまで。
8月にも試験が
受験者はグラナダに住んでいる子がほとんどで、日本人は私を含め3人だった。募集の呼びかけが充分になされなかったため、このような地元密着型の結果になったと思われる。もっと早い段階で広い告知がなされていれば、もっと多くの人が興味をもったと思う。8月の試験までには、宣伝も広範囲で行われ、規模が大きくなっているかもしれない。
余談だが、この始まったばかりの(実際にはまだ始まっていないとも言えるが)チュンベーラ、すでに疑問の声もあがっている。
パンフレットに高らかにうたいあげられているほどのビッグなフラメンコアーティストを本当にここ、グラナダに集められるのか(講師にベレン・マジャ、ベアトリス・マルティン、ジェルバブエナらの名が並んでいる)、第一期が不発に終わりその後消滅、などということなしに、再来年度以降もこのセンターが機能、存在し続けていけるのか、などなど、グラナダの人々は比較的冷静にチュンベーラを見つめているようにも感じられる。