JR新橋駅のすぐそばという絶好の立地で、OL層に人気のエストゥディオのりこ。もちろん、人気の秘密はそれだけではなかった。11月24日の発表会も独自の趣向が盛りだくさん。石川乃梨子先生にインタビューだ。

 

エストゥディオのりこ第9回フラメンコ発表会は
11月24日(日)13時30分から
新橋ヤクルトホールで
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スタジオは新橋駅徒歩0分!
便利なうえに実用的なシステム


 

 新橋に教室を開いたのは5年前。OLの方を中心に、あっという間に生徒さんが増えました。なんといっても、お勤めの帰りに気軽に寄れる場所にあるのが、一番の要因でしょうね。新橋はアクセスがいいうえに、ここは駅のまん前のビル。雨の日でも傘がいらないくらいです。

 とにかく生徒さんは圧倒的にOLの方が多いので、教室の運営にはそれなりに工夫を凝らしています。チケット制もそのひとつ。せっかく習い始めても、中には仕事が忙しくてしばらく来れないという人も出てきますが、これなら安心でしょ?レッスンの振替もできるんですよ。

 レッスンは月・火・水曜には毎回、生ギターと生カンテが入ります。そして、毎月第3金曜はライブ。場所柄、生徒さんのお友だちやご家族以外に、この近辺にお勤めの方で見に来られる方も多いんですよ。

 ある程度、継続している生徒さんみんなに、ここで踊る機会を与えています。発表の場が増えることで、さらに上達する。チケットの負担は一切ありません。ギター、カンテはもちろん、パーカッション、フルートも入った本格的なライブです。

発表会は大きな会場で
バックも本格的

 発表会は、教室を開いて以来、毎年コンスタントに11月に行っているんです。今年も11月24日に新橋のヤクルトホールで行います。

 会場が大きいうえに、バックは総勢7人。今年はギター、カンテにパーカッション、カホン、フルートが加わります。フルートを加えるのは私の好みかしら。音楽的にとても素敵になるんです。

 今年は76人が出演するんですけど、ソロは1曲もありません。とにかく観ている方も踊る方にとっても楽しい、飽きずに観れるステージですので、ぜひいらしてください。照明、着替えの時間も綿密に計算し、出演者たちの衣裳がきれいに見えるよう工夫を凝らしています。大きな会場で、本格的なバックで踊ることができるのも、教室の魅力のひとつかしら。

"ジプシー・クイーン"だった日々?

 フラメンコを始めたきっかけは、16歳のときに聴いたフラメンコギターの、その情熱的で哀愁をおびた音色でした。すごく感銘を受けたんです。

 大学でフラメンコサークルのあるところに行こうと思っていたんですけど、残念ながら入学した大学にはなくって。それで、ペペ斎京昇先生に師事したんです。彼はギターも弾けるし唄も歌ってくださる。私がいま、教室で生ギターとカンテを入れているのは、その影響です。とても上達に役立ったから。自分が教える立場になったとき、まずはそれを実践したんです。

 その後、田中美穂先生に師事しました。そしてスペインに短期間留学。帰ってすぐに、ホテルのディナーショーに出演する機会に恵まれたんです。

 それが、いま思えば笑っちゃうんだけど、「ジプシー・クイーン来たる」なんて、すごいタイトルをつけられて(笑)。連日、夜10時と深夜1時からの2回ステージ。ヘトヘトの毎日でした。でも、フラメンコの世界とは違うショービジネスの世界だったけど、トークも含めてずいぶん勉強になりました。

大切なのはコンパス感と
フラメンコ的な体の作り方

 それから御徒町に教室を開き、一時、京橋にもライブができるスペースを借りたりしました。新橋に移ったのはその後。もともとOLの方が多かったんだけど、ここへ移ってからますますその傾向が強くなりました。もちろん、昼間は主婦の方向けのクラスをやったりしているんですけど。

 生徒さんへの指導で心掛けているのは、特にコンパス感を身につけること。そのためにも、やはり生ギターとカンテで感覚を養うのがいちばんだと思います。あとは、ブラソなどフラメンコ的な体の作り方。このへんは、やはりカルチャーで習っている生徒さんとは違ってきます。

 とにかく、教室はすごく実用的なシステムになっているので、気軽にお問い合わせください。見学も歓迎です。
フラメンコをやっていなかったら?:たぶん専業主婦はしていない。何か商売的なことをしていたと思います。
好きなヌメロ:
ガロティン、タンギージョ。初級クラス並みと思われがちですが、この粋な踊りを生涯のうちにマスターしたいと思っています。
好きなアーティスト:ブランカ・デル・レイ


取材・文 藤戸 良彦