●ARCÁNGEL アルカンヘル  歌

1977年スペイン、アンダルシア地方ウエルバ県生まれ。幼少時より歌い始め、1987年から3年連続コンクールで優勝。フラメンコ歌手カルメン・リナーレス、舞踊手マリオ・マジャ等のベテランとの共演を経てキャリアを積み、1998年のセビリアのフラメンコ・フェスティバルでの成功を機に、一躍スターの座へ。

以降、ギタリストのビセンテ・アミーゴ、トマティート、そしてクリスティーナ・オヨス、ハビエル・バロン、イスラエル・ガンバンらトップ舞踊手の公演に参加、エバ・ジェルバブエナの舞踊団にも、歌手として長く在籍していた。

2001年初ソロアルバム《アルカンヘル》を契機にソロ歌手としての活動を開始し、2004年NYカーネギーホールでのフラメンコ・フェスティバル2公演に参加(うち1公演はソロ)。同年、セカンド・アルバム《ラ・カジェ・ペルディア》をリリースして以来、公演オファーの最も多いフラメンコ歌手として活躍中。

2006年末発売の3枚目のソロアルバム《ロパビエハ》では、名プロデューサー、イシドロ・ムニョスと組み、作曲家マウリシオ・ソテロの音楽や南米起源のボレロ等も録音し、新しい一面を見せた。

レパートリーの幅広さには定評があるが、その中でも故郷のウエルバ発祥の曲種、ファンダンゴ・デ・ウエルバの全てのスタイルを完ぺきに歌い上げる。中でもアロスノ・スタイルを最も得意とする。

情感あふれる美声と甘いマスクでフラメンコファン以外からの人気も高く、スペインポップス界からもコンサートやCD録音へゲスト出演も多数。名実ともに人気ナンバーワンのフラメンコ歌手として、精力的に活動している。

アルカンヘル


●Miguel Angel Cortés ミゲル・アンヘル・コルテス  ギター

1972年グラナダ生まれのヒターノ。古くからのギタリスト一家。

8歳からグラナダのサクロモンテのタブラオサンブラで弾き始める。14歳から一流舞踊手の伴奏で欧州、米国、日本へのツアーに参加。90年以降はカルメン・リナーレスの伴奏として数多くの公演に出演。94年、パコ・デ・ルシア・ギターコンテストで優勝。98年発表のソロアルバムでは作曲家としての才能も見せた。

2005年東京、大阪で行なわれた「スペイン音楽祭」には、同じくフラメンコ・ギタリストの兄パコ・コルテスと共にカルメン・リナーレスのグループの一員として来日した。

ソロとしては、2006年2枚目のアルバム「Bordon de trapo」を発表。歌の伴奏として共演の多い、歌手エスペランサ・フェルナンデス、カルメン・リナーレスそしてアルカンヘルもボーカルとして参加。繊細で哀愁を帯びた音色を存分に披露している。

日本では歌手、大貫妙子のアルバムに参加したこともある。アルカンヘルとのコンビも4年目を迎え、ますます息の合ったコンビネーションで聴衆を魅了してくれることだろう。

アルカンヘル