2004年ビエナル速報

文 志風恭子


2年に一度セビージャで開催される世界最大のフラメンコ・フェスティバル、ビエナル。今年は1980年に最初のビエナルが開催されてから25周年ということで、いつもにまして催しが目白押しだ。


まずは3月27日に、いわば開会記念の講演会が催され、4月12日から27日という、25年前、第一回のビエナルが開催された期間には講演や展覧会、クラスなどが開催される予定。

2、3月はこれまでの若者コンクールに代わるかたちで、若きフラメンコ・アーティストによる催しがあり、6月、7月はマリア・ルイサ公園において夜のフラメンココンサートが開かれる。また、ビエナル本番の直前には、「ア・パロ・セコ」というタイトルでのミニコンサートが、セビージャのパティオや歴史的建物、広場などで行われるという。

本番、第13回ビエナル・デ・フラメンコは9月14日から10月10日まで。詳細なプログラムが発表されるのは初夏になりそうだが、現在予定されている主な出演アーティスト、主な会場、催しなどは以下の通り。

<作品>
マノロ・サンルーカル「ミ・ムシカ・パラ・トゥ・ルス」
マヌエラ・カラスコ舞踊団「ロス・タラントス」
エバ・ジェルバブエナ舞踊団
マリア・パヘス舞踊団「カンシオネス・パラ・デスプエス・デ・ウナ・ゲラ」
ホアキン・コルテス舞踊団「デ・アモール・イ・オディオ」
ハビエル・ラトーレ舞踊団「トリアーナ」
アンダルシア舞踊団
ラファエル・カンパージョ舞踊団「ドン・フアン・フラメンコ」
クリスティーナ・オヨス「オラシオン・エン・ラ・ティエラ」
イスラエル・ガルバン舞踊団「セイス・コレオグラフィアス・アルレデドル・デ・トロス」
ビクトル・モンへ"セラニート"「スエニョス・デ・イダ・イ・ブエルタ」
イサベル・バジョン「ラ・ムヘル・イ・エル・ペレレ」
ホセ・メネセ「コンシエルト・パラ・ボス・ホンダ」
カルメン・リナーレス「恋は魔術師、7つのスペインの歌」
ミゲル・ポベーダ
マリーナ・エレディア
ドランテス
ホセ・オルティス・ヌエボ「ポル・ラス・トレンサス・デ・トゥ・ペロ」

<リサイタルもしくはフェスティバル形式の公演>

チョコラーテ アウロラ・バルガス ベルナルダ・デ・ウトレーラ
カリスト・サンチェス テレモート ラ・パケーラ
レブリハーノ ペパ・モンテス アルカンヘル
マイテ・マルティン ディエゴ・クラベル  

<主な会場>

マエストランサ劇場 ロペ・デ・ベガ劇場 アラメーダ劇場
セントラル劇場 アルカサール オテル・トリアーナ
プラサ・デ・アメリカ アタランサス ハルディネス・デル・バジェ
プラサ・デル・ルセロ ムエジェ・デ・ラ・サル トーレ・デ・ドン・ファドリケ
ペーニャス パレンケ    

<その他の催し>
映画上映  コリータ「カルメン・アマジャ」写真展  25周年写真展
講演、クラス、記念出版など  第4回国際フラメンコ見本市
こどものためのフラメンコ(マチネ)

なお、ビエナルの情報はオフィシャルHP(スペイン語のみ)で確認できる。今年は入場券もインターネットで購入可能となる予定とか。スペイン語を勉強してトライしよう。