こんにちは。ヘレスは夏です(日本もそうか)。ヘレスと日本の夏の違いは?まず、誰でも知識として知っていること、「乾燥した暑さ」。40度くらいまで上がったりしてかなり暑いけど、日本のような湿度はない。つまり、温度のわりには過ごし易い。

 それと、「ビーチサンダルで町を歩ける」。町歩き用のおしゃれなサンダルではなくって、海で履くあのごく普通のビーチサンダルです。でも、全然恥ずかしくない。だって、暑さのせいで、町全体がちょっとリゾート地気分なのです。私も、3週間前に約400円で購入した赤いサンダルつっかけて、街中まで行っちゃいます。本当は室内履き用にと思って買ったのだけれど、楽ちんだからそのまま外に出ちゃうのですよ。ペタ、ペタ、ペタと10分ほど歩くともう中心街、歩行者天国のショッピング通りです。

 建物の白いペンキが眩しいので、サングラスをかけて、そしてほとんど化粧もせずのお出かけ。ああ、ヘレスっていい町だ、細かく身づくろいをする必要がない。

 例えば、一般的に、しみ・そばかすは許容範囲内。わきの下のお手入れ状態はほどほどで、顔剃っている人はいるのかなあ?って感じだし、おデブ子ちゃんのお腹、お尻、太ももまるだしもOKよ。ブラジャーの肩紐が大胆に見えていても全く問題ないし、肌色ストッキングを夏にはくなんてのは常識外の外。日傘ってものが売ってるのか知らない、という具合。

 でも、決しておしゃれに無頓着なわけではないのです。化粧は、とってもばっちりばっちりはっきりと。若い子は上も下もピチッピチの服を着用。ピアスにネックレスに指輪、ブレスレットも大好き。それから、手足のむだ毛処理は欠かしません。コロンや香水もいろいろ持ってるしねえ。週末は海に行ってきれいに黒く焼いてくる。もちろん紐の跡が残らないように、ビキニはトップレスにして焼くんですよ。

 こうして比べてみると、日本のおしゃれのルールは、細部まで行き届いていてとってもデリケート。シミが1つでもできたら大騒ぎだし、わきは毎日剃らないと恥ずかしくて腕を上げられない。足の傷や虫さされ跡を隠すためにストッキングを使用。更に、ブラの紐がちょこっとでも見えたら、赤面。

 私も、このデリケートな日本女性の世界の出身ではある。だけど、もともとがとても不精な性格だったので、会社の規則に「化粧すること」が入っているのがいやだった。みんな丸坊主にすればめんどくさくないのに、とも思っていた。だから、ここヘレスのあまりデリケート過ぎない身だしなみの習慣が、私には合っている。おしゃれするポイントが違うだけなのだと思うけどね。

 そして、ところ変われば美人の定義も変わります。ここでは、褐色肌のふくよかな女性が好まれます。これもまた私には好都合なんです。日本では、色黒、ぽっちゃりと呼ばれてましたから。だけどこっちでは、「そんなに白いなんて海にでも行かなきゃ」「細いんだからもっと食べなさい!」と言われるのです。

 ついでにいうと顔にはそばかすがいっぱい、虫さされの跡もいっぱい。でも、ストッキングはくのは大嫌い。七夕のたんざくに「なで肩になりたい」と書いたほど、しっかりした骨格の体型。でも西洋人からすれば華奢な人。こんなにも、私の外見コンプレックス、そしてめんどくさがりな性格までもカバーしてくれる土地なんて他にあるかしら?シミを気にせず思いっきり日焼けして、体重気にせず食べたいものお腹いっぱい食べてても、若い女の子だったら「ヒュー!すっごいイカシテルねえ」と道で声がかかるのがヘレスなのです。

 でも、でも、でも、おばさんになったときはすごいよー。しみ、皺、デブの大3拍子、みんながそうだからあまりショックを受けないみたいですけどね。

 さて、今いろいろ我慢して若(く見える)いおばさんになるのがいいか、若いときにヘレス美人でいるのがいいのか、、、。うーーん、明日彼氏の意見を聞いてみよう。

 もちろん、、、「両方!!」って答えるに決まってるけどね。


同じ人に2回連続、約束をすっぽかされました。その後、その人からはなんの連絡もありません。いくらスペイン人の遅刻や約束破りのキャラクターを知っているとはいえ、やっぱり不快です。3回目の約束をするために、こっちから連絡しようかどうか迷っています。「3度目の正直」と「2度あることは3度ある」、このことわざ、どっちが正しいのでしょう?