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 ニンニクとアニス酒の産地、チンチョン。マドリッドからカステーリア地方のオリーブ畑を車で走り抜け、村の広場まで1時間。木造3階建の家々に囲まれた円形のマイヨール広場では、闘牛が催されるという。広場に近いペンションのエレガントな女性は、闘牛が大好き、とっても楽しみだと言う。血が騒ぎ興奮するらしい。ガイドブックによると、この広場と村外れにある砦の跡と修道院を改築したパラドール、そして教会にはゴヤの「聖母昇天」…見る程のものはそれくらい、ぐるりと巡るのに半日もあれば充分だとある。しかし、この静かな、いかにもアンダルシアらしい小さな街が気に入って4日間を過ごした。

絵・文/そわ絹江


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